「お風呂掃除をしても、すぐカビが出てくる」「天井やパッキンの黒ずみが取れない」—そんな悩みはありませんか?
浴室のカビは“湿気”と“汚れ”が原因で、放置すると落とすのが難しくなります。
この記事では、浴室のカビを防ぐための掃除方法と、毎日続けやすい簡単な対策習慣を紹介します。今日からできる小さな工夫で、いつでも清潔で快適なお風呂時間をつくりましょう。
浴室のカビを防ぐ掃除の方法

カビを防ぐためには、「汚れを残さない」「水気を溜めない」の2点が基本です。湿度が高い浴室こそ、毎日の簡単な掃除が大きな効果を発揮します。
入浴後の“水気を取る習慣”をつける
入浴後すぐに、壁・床・ドアをサッとタオルで拭き取るだけで、カビの発生率が大幅に減ります。水滴をそのままにしておくと、わずか数時間で湿度80%を超え、カビが繁殖しやすくなります。
特にパッキンや排水口周辺は念入りに水気を取りましょう。
週1回の“リセット掃除”で汚れを溜めない
週に1度は、カビ取り剤や重曹を使ってしっかり掃除するのが理想です。壁の高い位置や天井も忘れずに、スポンジで全体を洗い流します。
排水口のヌメリは、古歯ブラシと重曹+クエン酸スプレーで簡単に落とせます。
掃除道具を“浴室内”に置かない
スポンジやブラシを浴室内に置いたままにすると、カビの温床になります。使用後は水を切って外に干すか、通気性のよいラックに吊るして保管しましょう。
掃除道具を清潔に保つことが、カビ防止の近道です。
浴室の湿気を減らす換気のコツ

浴室のカビ対策でもっとも大切なのは“湿気をためないこと”です。湿度を下げる工夫を取り入れるだけで、掃除の頻度も減り、清潔な状態が長持ちします。
入浴後は“5分間の冷水シャワー”で温度を下げる
入浴後の浴室は、温かい蒸気で湿度が急上昇しています。冷水を全体にかけて温度を下げると、カビが好む環境を一気にリセットできます。
その後に換気扇を回すと、乾燥効率が2倍以上にアップします。
換気扇は“24時間換気”を意識する
換気扇は「入浴中だけ」ではなく、できるだけ常時運転するのが理想です。電気代は1日数円程度で済み、カビ防止効果は絶大です。
外出時や就寝中に回しておくことで、湿気のこもりを防げます。
浴室乾燥機やサーキュレーターを活用する
浴室乾燥機がある場合は、入浴後30分〜1時間の“乾燥モード”をセットにしましょう。ない場合は、扉を開けてサーキュレーターで空気を循環させると効果的です。
湿気を溜めない習慣をつくることが、最強のカビ対策になります。
浴室を清潔に保つ毎日の習慣

“掃除しよう”と思わなくても自然ときれいが続く——そんな仕組みをつくることが理想です。日々の中に取り入れやすい、小さな習慣を積み重ねましょう。
「使ったついで」に掃除をする
シャワーを使ったあと、ついでに壁や床をスポンジでサッとこするだけで十分です。完璧を目指すより“ながら掃除”を続けるほうが長続きします。
特に家族全員が使う浴室では、“誰でも簡単にできる掃除”を意識しましょう。
使う道具を減らして掃除のハードルを下げる
掃除道具をたくさん置くと、使う前に億劫になりがちです。ブラシ1本とスプレー1本を定位置に置くだけでOKです。シンプルにすることで、動作が少なくなり、掃除が「習慣化」しやすくなります。
防カビアイテムで“放置ケア”を取り入れる
定期的に防カビくん煙剤や置き型ジェルを使うと、手をかけずに清潔をキープできます。2カ月に1回のペースで使うだけで、天井や壁の黒ずみを防止可能です。
手を動かさずに清潔を保てる“放置ケア”を取り入れると、長期的にラクになります。
まとめ:続けられる掃除で“カビ知らず”の浴室に!

浴室のカビ対策の基本は、「水気を取る」「湿気を逃がす」「続ける」ことです。1回の掃除で完璧を目指すより、毎日の“ながら掃除”を習慣にすることが大切です。
今日から少しずつ環境を整えて、清潔で心地よいバスタイムを楽しみましょう。


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